Miyazawa Battery's carefree time

日々の整備日記やおススメ商品をご案内しています。

IGLAについての質問回答

自動車盗難が増え続けている中で注目を浴びた商品がこちら「IGLA」AUTHOR ALARM社の製品です。当店でお問合せが一番多い商品になりますが、性能や特性について少々誤解されている方も多いのでご参考までに。。。

AUTHOR ALARMの製品は世界中で販売されている海外製品で本拠地はロシア。イメージ的にはあまりよろしくないのですが治安が悪い海外事情を反映しているため、あらゆる犯罪手口を研究し開発しています。

今回お話する「IGLA(イグラ)」はCANインベーダーに特化したアイテムです。ここでいくつか誤解されてる事が・・・

誤解その1・・・IGLAを取付すれば盗難被害は防げる??

答えはNOです。

IGLAはデジタルイモビライザーとして機能します。つまり不正な手段でのエンジン始動を抑制するのみです。そのためガラスを割られても車内に侵入されも「IGLAは反応しません。」カーナビ盗難や車内の貴重品は被害に遭う可能性大です。

誤解その2・・・IGLAの操作は簡単??

答えはNOです。

IGLAには2モデルあって「FOBフォブ」と呼ばれるキーホルダータイプの電子チップが付属するモデルと付属しないモデル。双方の違いはIGLAの解除方法です。

エンジン停止後はIGLAが監視を開始。特別な操作は不要ですが、エンジン始動をする場合はIGLAの監視可能を停止させないとエンジン始動または走行が出来ません。詳しい操作は説明できませんが、FOBモデルはFOBとスマートキーの両方を携帯していれば自動でIGLAの機能を停止させ走行が可能になります。FOB無しモデルは手動でIGLAの機能を停止させる操作がエンジン始動の度に毎回必要になります。

ここで注意する点が・・・FOBモデル。

FOBは電池で動作するため電池切れの際は自動解除が出来なくなり、手動での解除操作が必要になります。

普段からFOBを使用した自動解除に慣れていると、手動での解除操作の方法を忘れてしまいIGLAを解除出来ないケースがあります。

IGLAを解除しない限りエンジンの始動または走行はできません。

他にもFOBを使用しないで操作する必要があるため操作方法の熟知は必須です。

IGLAに関する説明動画は沢山ありますが、デメリットに関する情報は少ないと思います。IGLAだけでなく全ての製品にはメリットとデメリットがあります。両方を天秤にかけて考慮する必要がありますね。

ご要望があれば、その他の製品についても解説したいと思います。